大谷能生は、大谷能生でした。
『大谷能生のフランス革命』出版記念「大谷能生のフランス革命・後夜祭」
日時:4月 14日19:30開演(19:00開場)
会場:渋谷UP LINK FACTORY
- 作者: 大谷能生,門松宏明
- 出版社/メーカー: 以文社
- 発売日: 2008/03/06
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 323回
- この商品を含むブログ (78件) を見る
《後夜祭》に参加しました。
沢山のゲストのみなさんが駆けつけて大谷さんを囲み、最後、大谷さんが感極まって話ながら体が震えているのが伝わってきて、こちらもなんかジ〜ンときました。
本を出すって素晴らしい!!
ムービーで各回をざっと振り返った後、ゲストとして出演された方々がステージに並びました。
もう、この絵が最高!!
岸野さんと堀江さんは少し年上だけど、それ他は僕とほとんど同い年。でも、アーティストというのは、独特の雰囲気があるんですよね。それにトークがすごくうまい。僕なんか、今でもマイク持ったら緊張して声が震えてしまうというのに。いや〜、この空気、大切にしまっておきます。そして、勉強させてもらいます。
さて、最後に大谷さんに質問をしました。僕はこういう時の質問は得意で、相手が考えているだろうことを読んでズバッと聞くんです。打率9割9分9厘ぐらいヒットするのですが、、、。
僕:「今回は、書評を書かせてもらったり、フェアをさせてもらっているということもあって、この本をかなり読み込んだんです。これはボリューム的にも内容的にもホントすごい。それで大谷さんは音楽の演奏や批評文の執筆、さらに最近では小説も発表されて、幅広い活動をされている訳ですが、このイベントを通じて、何か自分の演奏に変化が出てきたり、文章に変化が出てきたということはありますか?」
大谷:「いや〜、ないですねぇ。全然ないですねぇ〜。自分が変わるとか、考えたこともないですよ」
僕:「・・・」
思いっきり空振りしました。
恐るべし大谷能生。いつかリベンジしようと思います。これからも大谷さんの活動から目が離せません。
大谷さん、門松さん、ゲストのみなさん、編集者・出版社のみなさん、イベント運営スタッフのみなさん。
本当にお疲れ様でした。そして、感動をありがとうございました。
今後もまだまだイベント盛りだくさんです!
僕の連載も続きます!!
お楽しみに!!!
《イベント情報》
※批評家・佐々木敦さんから頂いた直筆ポップなどについて共著者の門松さんが渾身のレポートを書いてくださいました。
※『エ ス プ レ ッ ソ』(大谷さんが編集していた音楽批評誌)入荷しました。すごくいいです。
※ 朗 報
堀江敏幸『河岸忘日抄』新潮社
文庫版が5月1日に発売されます!
http://www.shinchosha.co.jp/book/129473/[第11回]を味わう上で欠かせない一冊なのですが、単行本が現在、出版社品切で入手できなかったのです。あ〜、よかった。これにて一件落着。
あと[第4回]で岸野さんが紹介している、この本を入手できればよいのだが。
大谷能生+木村覚 プロデュース「Direct Contact vo.1」
日時:4月 23日 〜 25日20:00開演(19:30開場)
会場:月島TEMPORARY CONTEMPORARY
※大谷さんからのコメントはこちら
※宇波拓さん達の演奏をムービーでちょっとだけ見ましたが、もうビックリです。
日時:4月29日19:00開演(18:30開場)
会場:紀伊國屋ホール(新宿本店4F)
詳しくは大谷さんのウェブサイト《大谷能生の新・朝顔観察日記》をご覧下さい。
《阪根タイガース連載情報》
その1:僕とチャーリー・パーカー
その2:再び《いま、ここ》で(4/30 UP)
その3:オープン・エンド《金言集》(5/10 UP)
※ photo by montrez moi les photos