秋の演劇十番勝負!!!!!
(第13版)12月28日更新
《Headline News》
庭劇団ペニノ『太陽と下着の見える町』
感想文アップしました。
平田オリザさんのインタビューがすごく勉強になるのでリンクしました。
時給500円というのは建築家のアトリエと同じ水準ですね。芸術は治外法権ですから労働基準法が適用されません。お互いの了解で成立します。
ただ建築家のアトリエでやっていた時もそうですけど、組織事務所の2倍は働いている自負はありましたし(1つの作品に2倍の力をかけている)、言ったら悪いですけど、○○不動産とか○○ハウスとかの10倍は働いている(1つの作品に10倍の力を注いでいる)自負はありました。ま、単純比較は難しいですがね。組織事務所は掛け持ちするプロジェクトの数がアトリエの5倍ぐらいあったり、アトリエではあからさまに理不尽なこと、無駄なことがまかり通っていたりしますから。
それで、演劇で建築家のアトリエに相当するのが、小劇場をベースに活動している劇団ということになりましょうか。ただ平田オリザさんが率いる青年団はそれらのなかでは体質が大分改善された劇団だと思っていたので、もう少し給与がマシかと思っていました。けれどもオリザさんがあれだけ動いてもこの水準というのは、はっきりいって厳しいですね。裕福な生活というのはどうでもいいのですが、活動を持続するという観点からもう少し向上させる必要があるでしょう。
ここしばらく観劇を続けてますが、作品の質は一様に高いです。ハズレ(いわゆる手抜き)はありません。このレベルが維持できていれば、ひとまず作品の質に関しては問題ない。一番の問題は、世間一般の演劇(芸術)に対する関心が低過ぎるということでしょうか。書店にいても芸術書、人文書、あと文芸書さえあまり手応えがよくありません。販売促進(フェア)も色々考えますが、手応えはイマイチですね。力を10注いで、反応が1あるぐらいです。これを10対3とか、10対5とかにできないかなって思います。
とりあえず活動を続けて(ストップしたらアウト)、打開策を練ります。
- 作者: 平田オリザ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2001/10/17
- メディア: 新書
- 購入: 6人 クリック: 34回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
秋の演劇十番勝負!!!!!
[試合日程]
《第一試合》(10月1日)
マレビトの会
『クリプトグラフ』
作・演出:松田正隆
球場:こまばアゴラ劇場
感想文アップしました。
《第二試合》(10月5日)
『て』
作・演出:男岩井
球場:東京芸術劇場小ホール
感想文アップしました。
《第三試合》(10月9日)
ままごと
『わが星』
作・演出:柴幸男
感想文ではない感想文アップしました。
《第四試合》(10月16日)
『ヘアカットさん』
作・演出:神里雄大
球場:こまばアゴラ劇場
感想文アップしました。
《第五試合》(10月17日)
『生きてるものはいないのか』
作・演出:前田司郎
球場:東京芸術劇場小ホール
感想文は書けませんでしたがアップしました。
《第六試合》(10月20日)
『生きてるものか』
作・演出:前田司郎
球場:東京芸術劇場小ホール
感想文?アップしました。
《第七試合》(10月24日)
演出:多田淳之介
感想文?アップしました。
《第八試合》(10月24日)
演出:多田淳之介
感想文?アップしました。
《第九試合》(11月6日)
『あの人の世界』
作・演出:松井周
球場:東京芸術劇場小ホール
感想文アップしました。
《第十試合》(11月12日)
作:戌井昭人
演出:牛嶋みさを
球場:下北沢ザ・スズナリ
感想文アップしました。
《第十一試合》(11月19日)
『華々しき一族』
作: 森本薫
演出:中野成樹
球場:赤坂レッドシアター
感想文アップしました。
《第十二試合》(11月19日)
『お婿さんの学校』
作: モリエール
演出:中野成樹
球場:赤坂レッドシアター
感想文アップしました。
《第十三試合》(12月2日)
作・演出:前川知大
球場:紀伊國屋ホール
感想文アップしました。
《第十四試合》(12月8日)
作・演出:タニノクロウ
球場:にしすがも創造舎
感想文アップしました。
※ photo by motrez moi les photos
好評?連載中!こちらもよろしく!!